1952-02-19 第13回国会 参議院 農林委員会 第6号
私はこの際、安本でも或いは通産でも農林でもいいから、若しでき得るならば、それぞれ農家の農産物、主食は勿論果樹蔬菜を通じてでもいいから生産費がこれだけで、農家の利潤はこれだけ生んでいる、肥料会社の電力その他においての肥料製造過程におけるところの生産費はこれだけであつて、現在日本にあるところの肥料会社はこれだけの利益配当をしているという的確なる資料を出してもらいたいと思います。
私はこの際、安本でも或いは通産でも農林でもいいから、若しでき得るならば、それぞれ農家の農産物、主食は勿論果樹蔬菜を通じてでもいいから生産費がこれだけで、農家の利潤はこれだけ生んでいる、肥料会社の電力その他においての肥料製造過程におけるところの生産費はこれだけであつて、現在日本にあるところの肥料会社はこれだけの利益配当をしているという的確なる資料を出してもらいたいと思います。
それからただいま農産物——主食ばかりでなく、養蚕あるいは畜産、あらゆるものに課税しない方がよいのではないかということになりそうな御議論を承るのでありますが、そうすると事業税を全部廃さなければならぬという議論に落ちつくかと思います。そうした原始産業商工業以外の原始産業に課税することの可否については大いに議論のあるところでありまして、私は妥当でないと考えます。
まず第一に私たちが考えられることは、今われわれの生活必需品として最も重要な部門を占めておる食糧、その中でも特に重要な部門を占めておるところの農産物——主食を別として蔬菜及び生鮮魚介の價格でありますが、今日それがこの前に私が申しました通り、これの公定價格は全部豫想よりも多少ずつ上つているのであります。